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#14 白の塔の戦い 後編

 今、なんて言った?




 雷姫が、ココに居ない・・?










 ・・・なぜ?

何故アイツが行ったの?だって・・マスターは・・








キリコ、おまえが何を聞いたのかは知らないが、

・・・雷姫が行くことは、初めから決まっていた。




 「!?」





考えたら解るだろう?ここからD社までを単独で移動でき、尚且つ十二分に強い者。・・必然だ。





 っ、でも!!雷姫とメアが揃ってしまったら!!





元から不利な戦いなんだ・・そのくらいのリスク、覚悟の上だ。


それに一番の理由は、


「キリコ、おまえが居るからだ。」


 

 「な!?」





・・その刀で雷姫をどうするつもりだった?


・・おまえは何の為にココにいる?



答えろ、キリコ!!




 ・・


 ・・はは、



 ・・・全て、お見通しと言うわけですか?




 ・・あー・・。という事はマスターにも気づかれていますよね・・





無論だ、しかしマスターは・・



ソコ、退いて貰えますか? 




・・キリコ!!



 



 急いで、D社に戻らないと・・。アイツが・・雷姫が・・・




「キリコ!!」



ここを動くな。わたしは・・おまえを斬りたくは無い!!






 へぇ・・その言いよう、まるでわたし程度・・相手にならないと言った所ですか??






キリコ・・・!!




 ・・クアトロ隊長・・わたしが貴女の部下だったのも、貴女が天罰最強だったのも・・2年前の話ですよ。




 2年の月日を、技術の進化を・・舐めないでほしいですね!?






ーキリコが双剣を構え、瞳を見開いたー



(っ!!キリコ!!)





ーキリコは素早い跳躍で、一瞬の内にクアトロとの間合いを詰め、双剣を振り抜いたー


「!?」


ー鋭い音と、この手に走る衝撃ー

ー振りぬいたはずの左腕が弾かれたー

(ギリッ!!・・・知っている・・これは・・!!)


「うおおおぉおおおおおお!!」



ー咆哮を上げてキリコが舞う、両の手に携えた剣を、その身その全身で駆るー



ーしかしー


ーその剣はクアトロに届かないー


ーそれどころか、クアトロはその場から指一本、一歩も動くことなく平然としているのだー



(チィ・・!!)



ーらちが明かないと言わんばかりに、キリコが距離を取ったー






「・・もう終わりか?」



「・・懐かしいな、あの時も、おまえは私に一太刀も入れられなかった。」






 ・・・クアトロブレード。


 ロングスカートの内部に搭載した4本のブレードアームが、近づく物をオートで斬り刻む。・・ネタは解っている。
 



「憶えていてくれたか。だが、理解していても攻略できなければ仕方ないな。」






 ・・・




 ・・・仕方ないですね。




ーそういうと、キリコは何かを取り出して口へ運んだー




(・・?ジェリ缶??)



 



 ・・・隊長、もう。後戻りはできませんよ?






!!!!



ー今までに感じたことの無い、悪寒・・恐怖とでも言うのか?-


ー明らかに先刻とは違った空気を放つソレに初めて抱く感情・・ー



な・・







8040701_1663788087_68large.jpg











 「いきますよ。」



ー再び見開かれたその瞳は先刻とは違い、真っ赤になっていたー







ドン!!


大量の土煙を上げて、大地に衝撃が走った!!



な!?




 -どこ見てるんですか?-






!?






8040701_1663788035_9large.jpg






ー自分の耳を、目を疑った。馬鹿な・・!?あの一瞬で背後に回りこんだと言うのか!?-






 




「ギリッ!!」




ー残り数センチー



ーオートで反応するブレードが寸前のところでガードしたー



(く・・なんて力だ・・どうなっている!?)





 へぇ・・流石ですね。でも





ーキリコの剣、青い刀身が光輝いているー



いや・・これは、どんどん光が強く・・!?





ー瞬間、クアトロの右腕諸共、ブレードアームが切り落とされたー







8040701_1663787996_118large.jpg










「ぐっ!!」



ー久しく感じていなかった痛みー 



ー苦痛に顔が歪むー







はぁ・・!!はぁ・・!!!



ぐっ!!・・









・・・無様ですね。自分より弱いと思っていた者に、傷を負わされる。







「キリコ・・おまえ、何をした!?」






フフ・・♪






どんな気分ですか?隊長?






私はね・・・。






熱くて・・、熱くて・・!!








「溶けてしまいそうデすよ!!」





「くそ!!」






ー再び土煙を上げて、キリコの姿が消えるー






(ちぃ!!どこに!?)





・・だからぁ、






「!?」





「なんども見失わないでくださいよ!!」







先程とは逆、またもや一瞬で背後に回りこんだキリコが青白く光る刀身を振り下ろした。
しかし今度は受け止めない。刹那、寸前でその姿を捉えたクアトロは半身で斬激をかわす。




(これだ、常識では考えられないほどの速度、それにあの剣)




(何をした?この戦闘中に?)





ー一瞬も気を抜くことが許されない戦いの最中、クアトロの頭は驚くほど冷静だったー




ーキリコが再び土煙を上げる・・最中、視界の端でこの庭園に似つかわしくないモノを捉えたー





(アレは確か・・・ジェリ缶)












「いい加減にしてくれます?」






「!?」






・・貴女も、私を見てはくれないのですね!!








ー振り下ろされた狂気は、クアトロの左目を捕らえたー













 To be continued.
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[ 2012/06/02 08:08 ] ss | TB(0) | CM(4)
怒涛のバトル展開!ハラハラさせられますねー。

maki.さんのSSは深みがあっていいですねー。ウチのは基本スチャラカなので恥ずかしいっす!

それにしても写真と効果が格好いいですねぇ!
[ 2012/06/06 00:27 ] [ 編集 ]
初瀬那珂さん>言葉で表現するという難局に四苦八苦しておりますww
特に戦闘パートは難しいですよね(^^;)

少しでも状況を表現したくて!!
写真がんばってますww

本当、スマホのアプリ様様ですーw(*´∀`)
(最近は写真もスマホでいけます♪)
[ 2012/06/06 19:20 ] [ 編集 ]
お~キリコのドーピングにより、クワトロを圧倒するとは、展開がどんどんと加速していってスピード感があって良いですよね~
しかも、丁度良い所で続くとか、読者の気持ちを掻き立てる繋げ方も続きが気になって次が楽しみです。

更に、文章に迫力を持たせる写真も際立っていて読んでいて楽しいです。

これから、キリコとクワトロの戦いがどうなるのか、シルバーレイとトレスとの戦いもどう展開していくか楽しみに待たせてもらいます。

それでは、続きをお待ちしておりま~す。
[ 2012/06/07 16:36 ] [ 編集 ]
ASUR・Aさん>どもです♪
文章だけだと、長い話を読んでもらえる自身が無いのでw・・(* ̄ ̄)
今回はちょうど良い感じの所でつづきましたねw

実は長さ・・というのは結構気にしていたりしますww
なるべくテンポ良く読んでもらえるよう!!心がけております♪
長すぎるとアレだし・・短すぎても~かな・・と。
・・私自身がそうなのでw
(漫画やアニメが、なんでこんな所で「つづく」なんだよーとか思ってましたがw今ならその気持ちが少し解るww)

白の塔の戦いも終盤戦です♪つづきは日曜日には・・UPできるかな・・?(*・・)¢

※トレスVSシルバーレイは・・話は考えてあるのですが・・これは、入らないかもしれない・・(汗)
[ 2012/06/09 18:12 ] [ 編集 ]
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