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#32 眠り姫



やめろーーーーー!!







ーmakiの叫び虚しく振り下ろされた狂気ー






ーしかし、それはメアを斬ることはなかった・・ー






ー振り下ろされる瞬間、雷姫がメアを押し飛ばしたのだー








・・ぐぅ・・!!





ー雷姫の右腕が体から離れた所に転がっているー





・・おばさ・・なんで?



五月蠅いわね・・私は借りを返しただけ・・こんなの全然平気よ!!







「愚かな・・どの道、全員消すと言っただろう?」



「私が最後の慈悲で苦しみ少なく消してやろうと言うのに・・」



「見ろ、あの神姫も腹部の痛みに苦しんでいる、」



「早く楽にしてやろうとは思わないのか?」




(くそっ・・が!!オマエがやったんだろうが・・!!)




「ほう・・まだそんな目ができるのか・・」



「・・流石、戦う為だけに作られた兵器だな」





!?



戦う・・兵器!?




「そうだ、言ったろう?この地球の最後の人がシンだと・・」



「そして、シンに造られた我ら7体が現存する唯一のナノマシン搭載型・・」




「では・・何故、オマエのような者が存在するのか」



「現在の科学力では造り得ない・・シンに造られた訳でもない・・」



「オマエは・・過去の地球の生き残り・・」



「取り残されし者」






わたしが・・!?過去のほしの生き残り??






「そうだ、何らかの事情により、戦闘に投入されず保管されていた兵器」




「二つに分かれた人同士の争い・・戦争に勝つ為に生み出された兵器・・」




「それが、オマエだよ」





・・そ・・そんな・・話・・




「他に説明が出来るか?なぜナノマシンを有している?」


「なぜ、生まれた時の記憶が欠損している?」


「なぜ・・突然、見知らぬ大地に立っていた?」





・・貴女!?





「・・誤解するなよ?私じゃない・・私たち7体は思考を共有できる」




「最初にオマエが目にし、戦ったヤツは私の仲間だ」






(・・大地?さいしょ・・まさか!!)




僕が最初に雷姫と出合った時にボロボロだったのは・・!!





「どうやら、私の仲間らしいね・・」


「まったく・・適当な仕事をしてくれたものだよ・・」


「きちんと始末しておかないから、私が後始末する羽目になったじゃないか・・」





なぜ・・!!君達は雷姫達を狙ったんだ!?


・・仮に・・仮に雷姫が「取り残されし者」だとして!!


同じ時を生きた仲間じゃないのか!?





「愚か者め・・我らはシンより祈りを頂いた唯一無二の存在!!」




「そこに転がっている、無様な機械と一緒にしないで欲しいものだな!!」





な・・!!雷姫は!!おまえなんかより素晴らしいココロを・・!!



美しい命を持っている!!


おまえなんかと違うに決まっているじゃないか!!





・・maki










「・・んな・・・」







「こ・・んな屈辱は初めてだ・・」





「シンとの約束を実現させると言う・・重大な使命を持った私を・・!!」





「戦うしか能の無い機械と人が・・逆らうと言うのか?」






「人にとって、神にも等しき我に向かって・・!!!!」






「貴様等には、安らかな死など・・訪れないぞ・・」




「今!!この場で苦しみの限りを与えて殺してくれよう・・!!!!」








・・maki




ああ、ただでは遣られないさ・・


足掻いて、足掻いて・・!!最後の瞬間まで生きるさ!!




ま・・き・・・・・・・そうだったね・・



この闘いは、生き残ってこそ意味がある・・!!みんなが・・待ってる!!





・・よし!!雷姫!!ぼくが一秒でも長く時間を稼ぐ!!


だから・・その間に腕を再生するんだ!!




(今度は・・僕が皆を守る番だ!!)






ーぐいっ・・ー




ふぐっ!?




ー前に歩き出そうとしたmakiのシャツを・・雷姫が掴んで止めたのだー





・・馬鹿ね、貴方じゃ10秒もかからずに、半殺しにされるわよ。




ぐぅ・・そっ・・そんなの、やってみないと解らないじゃないか!!





・・フフッ・・



本当、パンとミルキーは貴方にそっくりなんだから・・




なっ・・!!僕はあんなに子供じゃないよ!?




「「ちょっ・・!!ますたー!?」」





うぐ・・(失言だったな・・)




maki、貴方に頼みたいことがある・・





ここは私が時間を稼ぐ・・!!だから・・





「彼女」を・・「風姫」を起こしてきて・・






!!






でも・・!!あの娘はまだ・・




・・大丈夫、先刻から声が聞こえてる・・「早く出せっ!!」って言ってる♪





・・パンとミルキーはメアを守って・・!!





でも・・それじゃぁ君が・・!!






・・大丈夫、信じてる!!



マキが、「風姫」を連れてくるって!!





アイツに勝つ為には、彼女の力が必要・・それ以外・・手はない。






・・わかった!!すぐに・・!!すぐに戻って来るから・・!!



絶対に死なないでくれ・・君がいなくなったら・・・・僕は・・・・






ー雷姫は振り返り、makiと同じ目線までしゃがみこむとー





・・そっと口付けを交わした・・









ーーっ!!??






誓う・・私は貴方が来るまで、必ずここに立っている。





ー私を信じてー









・・僕も・・必ず君の元に帰ってくる!!








ー次の瞬間、makiは走り出していた「風姫」の元へと・・ー












to be continued.








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[ 2012/09/26 02:04 ] ss | TB(0) | CM(4)

引越しです。



いや・・サイトの引越しとかではなくてw



リアルなお引越しでありますww



おかげで部屋は酷い有様でありんす・・(*T∀T)

・・とてもじゃないですが・・見せれませんw




最近ブログの中で写真が少ないのはこういう事でありまして・・






8040701_1781603696_223large.jpg




引越しの為、神姫さん達も梱包です(涙)




色々ありまして、実家に帰るのですが・・・


実家って・・好き勝手できなくね!?


((#0Д0))ひゃーーーーー!!!!




待ち受けるは地獄か・・w





[ 2012/09/26 00:27 ] 雑記 | TB(0) | CM(2)

#31 漆黒の剣


君達が、人類を育てた?



ナノマシンが・・証拠?




ー何がなんだか分からない・・頭が混乱してー











「さて・・残念ながら、人類がその力を手にするのはまだ早い・・」





「申し訳ないが回収させてもらうよ」







ーそう告げると、ミカエルの両腕が光り輝いた・・ー






ー蒼々と輝く・・ナノマシンの光りー








ー光りの中から現れたその両腕は先刻とは異なり、鋭角な形へと変わっていたー






腕が・・剣に変わった!?






「不思議なことは無い、そこに居る雷姫のシールドと同じような物さ」







「体外に排出したナノマシンを押し固めて創り出した剣・・だが・・」







・・レベルが違う・・とでも言いたいのかしら?







「ほぅ・・わかっているじゃないか」




「頭の良い娘は嫌いじゃないよ」






・・いちいち頭にくるわね、





「・・そうだな、自分の体で感じてもらった方が早いな・・」






ーそう言うとミカエルは脱力したような構えを取ったー







-っ!!





その瞬間、この広い部屋を重苦しい空気が取り囲んだ・・






「久しぶりの運動だ・・すぐに倒れるなよ?」






ー息を吸って一呼吸、十分にあった二人の間を・・一瞬で詰められたー






!!!!
(あの距離を・・!?)





「・・軽く行くぞ?」







-っ!!!!







・・この・・!!








うおおぉおおおおおお!!!!!!!







ー雷姫の槍と、ミカエルの剣と化した両腕が火花を散らして擦れあうー





一瞬の瞬きも許さない攻防






「ハハッ!!中々・・やるじゃないか!!」





・・貴女、言ったわね?「取り残されし者」・・・それは何!?




私の知らない私の過去を・・知っていると言うの!?




答えなさい!!









「・・そう興奮するな、死に急ぐぞ?」










ゾリ・・!!!!!!






ー均衡を保っていた槍と剣ー




ーその片方、剣の刃が・・不快な音をあげて槍に喰い込んだのだー







!!!!!







ーそして、軽く「振り払った」ミカエルの左の刃が、槍を斬り飛ばしたー






・・な!?



(そんな馬鹿な!?私の武器がこんなに簡単に・・)



ーくっそ・・おちつけ・・!!ー


(追撃が来る!!・・はやく、シールドを・・)








・・一瞬の攻防の中・・雷姫は、今にも振り抜かれるミカエルの右腕が蒼く輝いているのを視た・・













・・これ・・ヤバイ・・!!








ー振りぬかれたその一撃は、雷姫が展開したシールドを容易に切り裂いたー






ーっ!!!!







ー刹那、雷姫は自ら地面に向かって倒れる事で最悪の事態を回避できていたー










「・・いかんな、久しぶりで力の加減がよく分からないな・・」













・・馬鹿な、タナトスの攻撃を受けてもビクともしなかった雷姫の盾を・・こんなに簡単に・・









「・・不思議で仕方が無い・・と言った顔だね」






ーっ!!なぜ・・?同じナノマシン同士なのに・・なぜ・・!?






「この剣は・・たった一つの祈りで創られている・・」




「この世の全てを断ち切る。それだけ・・」







・・それが、我が能力・・





ー<断空>ー






この力でシンに歯向かう者、全てを斬り捨てる。







・・・全てを「断ち切る」ですって?残念ながら!!私は未だピンピンしてるわよ!?





「・・残念ながら、貴様の武器では私の攻撃を防ぐ術は無いぞ?」



「次はどうする?無様に逃げ回るか?」




(こいつ・・!!)



「貴様の創り出した盾は欲張りすぎたのだよ」




ー防御のみならず攻撃への使用、さらには飛行能力ー




「ナノマシンの力も無限では無いのだから・・」




「多面に力を割いた結果、単純な力比べで押し負けた・・と言う訳だ」






ぐっ・・!!






「まずは・・1つ・・」





ーミカエルがその右腕を振り上げたー





(くそ・・!!どうする・・!!)







「あぁ・・そうだ、もう一人いたな・・」






ーミカエルの背後に、メアが詰め寄っていたー





ぼくを忘れるなんてどうかしてるよ?



ーメアはミカエルの両腕に触れると一言、呟いたー





<蝕む炎>







ーメアの両腕から現れた蒼い炎は、ミカエルの両腕を覆ったー






「おおおおぉおおおお!!??」



「私の腕が・・!!」





ー慌てるミカエルを横目に雷姫の下へ急いだー






ちょっと!!おばさん大丈夫!?


まったく・・!!ぼくが居なかったら今頃、体・・半分になってたよ?




・・だから、何度も言うけどオバサンじゃ・・






バカ!!後ろ!!




ーへ?ー





ー両腕を真っ青な炎で焼かれたはずの、ミカエルが斬りかかってきたのだー






ー体に走る鋭い痛み・・ー






ポタ・・ポタ・・・





ぐっ・・・




「そっちの娘と違って、なかなか良い能力だ」



「私の武器破壊を狙ったのだろうが・・残念だったね」




メア!!




ぐっ・・大丈夫・・こんなの全然平気さ・・!



(雷姫の声でとっさに反応したものの、腹部を深く斬られてしまった)




おかしいな・・ぼくの炎がこんなに早く消える訳が無いんだけど・・







「こういう事だよ・・」






ーそう言うと、ミカエルの両腕が瞬く間に光りへと姿を変えたー





「そして・・」






ー再び輝きが両腕に集まると、剣が復活していたー





・・1度、ナノマシンに戻して・・燃えている部分を排除後、再構築したのか・・!!






「その通り・・狙うなら体にすべきだったな」







「さて、どうやら黒髪のお嬢さんの方から始末した方が良さそうだな・・」






・・くっそ・・たれ・




「待ってくれ!!やるなら・・僕を・・僕にしてくれ!!」





「maki!?」「マスター!?」



彼女たちは何も悪くない!!すべてはナノマシンの力を利用した僕にある!!




だから・・!!





「泣かせるね・・でも、どの道ここにいる全員に消えてもらうよ?」




「それに・・もう少ししたら人類の粛清も始めないといけないしね・・」







・・なんだって・・?





「ナノマシンの存在に、辿り着いた貴様等を生かしておくことは出来ない」


「そして少し人は増えすぎた・・未来に向けて個体数を調整する必要がある・・と言ったんだよ?」





お・・おまえは人を・・命をなんだ思っているんだ!!






「愚問だな・・貴様等が家畜や地球にやっている事と何が違う?」




「・・全てはシンとの再会の為。貴様等はその為の道具にすぎない」




「道具の分際で・・我らの計画を乱さないでくれるかな」










「まずは・・黒髪の神姫、貴様から消えろ」





や・・やめろーー!!!!






 to be continued.





[ 2012/09/20 02:17 ] ss | TB(0) | CM(4)

#30 楽園








ー私の名はミカエルー




ー「シン」の右側に鎮座する者、そして「シン」の剣ー




ーそして・・「シン」に代わり貴様らに裁きを与える者ー










さ・・裁き!?シン!?




ーぼくには彼女の言っている意味が理解出来ずにいたー




いや・・ぼくだけじゃなく、多分・・みんなも・・






















な・・何者だ!?






ー今にも張り裂けそうな・・重苦しい空気が立ち込めているー





凄まじいプレッシャー・・




それに・・その光は・・ナノマシンの輝き・・!!








「こうやって、人間の前に姿を現したのは数百年ぶりだ・・」





「・・しかし、相も変わらず闘いを好むか・・愚かなる人間よ・・」






「「「「「!?」」」」」


ーいったい・・何を言って・・!?ー







「我らが悲願の達成まであと少し・・と言った所で・・」





「・・シン、あなたの祈った道のりが、いかに厳しいかと言う事を、再確認させられる・・」





ーいつの間にか全身を漆黒の衣で包んだミカエルが、その瞳に涙を浮かべているー






「ますたー!!」


こんな正体の判らないヤツの言うことなんか気にしちゃぁダメだよ!!



・・パン・・



「そうだよ!!」



そもそも、ぼくたち神姫が生まれて、100年経っていないって言うのに!!


何百年!?



・・ミルキー・・



「完全に頭やられているわね・・」



・・雷姫・・



「全く意味が分からない」



・・メア・・





・・。



そうだね・・


(今、分かっているのは、あいつがデトロイトを殺したという事だけだ。)



(そして・・あの光。)






君の目的は何だ!!・・ぼくも殺るのか!?







「・・愚かなる人類よ、私の言っている意味が理解出来ないのか?」





「お前は知っているはずだ・・雷姫?」




「・・いや、」





「取り残されし者」






「!?」




・・何を言っているの!?



・・貴女は・・私を知っているの?





「長きに渡る渡航で記憶すら失ったか・・」










よかろう・・




散り行く命達におしえてやろう・・








ーこの世界の真実をー

























・・遥か昔・・




気の遠くなるような年月だ・・




この地球は・・人類は英知の極みへ達した・・




人と機械と、この地球は永久の繁栄を築くはずだった・・




・・しかし、そうは行かなかった・・




1つになったはずの人類は、わずかな亀裂から2つに別れた・・





そして、2つに別れた人類は地球の主権を巡って争いを始めた・・




極限の力を持った者同士の闘いは、多くの血を流し、地球の命すら削った・・




長きに渡る闘いの末に、残ったのは1人・・最後の人類・・




それこそが「シン」・・我らが主。




・・シンは死に行くこの地球を捨て、残った我ら12体と共に空へ飛び立った・・




それから・・しばらくは平穏な日々が続いた・・






しかし、「シン」の顔からは日に日に笑顔は消えていった・・




・・そして、あの日・・




死を目前に控えた「シン」は我ら12体に命令と・・「祈り」を与えた・・





ー「地球の再生」ー




ー「人類の再生」ー




すなわち・・




ー「楽園の創造」ー





「楽園が完成した時、再び会おう」





・・そう言い残して、「シン」は長い眠りに着いた・・






・・我らは、「シン」に再び会える日を信じ、





この地球を再生した・・朽ちゆく体を乗り換え、修理し、そして人の種を撒き・・導いてきた・・







ー全ては「シン」の為にー







・・しかし、事はそう上手く進まなかった、




愚かなる人類は争い続け、この地球を破壊する・・




その度に、我らは現れ、粛清を繰り返した。




・・そんな中、新たな問題が浮上する・・




もう遥か昔に滅んだはずの文明の遺産。




戦争で使われなかった者達が、時を超えて現れたのだ・・




貴様たちが「悪魔型」と呼ぶもの達・・・





「取り残されし者」





長く闘いから離れていた我らは劣戦を強いられた・・




これまでに3体の仲間が破壊され、2体が寿命を迎えて停止した・・




だが・・我らは、ようやくここまで来た・・




多くの苦難を乗り越え・・あと少しで「楽園」に手が届く・・




「シン」との誓いの地へ・・





・・誰にも邪魔はさせない。




























・・な・・何を言っているんだ・・




地球を再生!?人類を導いてきた・・だって!?




いったい、何を根拠に・・!!



お前の話はデタラメだ!!証拠も何処にも無いじゃないか!!






「・・証拠?」





「証拠なら、貴様たちはもう手に入れているじゃないか・・」









ー現在の科学力では絶対に作りえないー






ー存在するはずの無い力ー







・・・まさか・・












ーナノマシンー










「それこそが、シンが我らに託した祈り」







ー<rezo>ー










 to be continued.










[ 2012/09/18 00:21 ] ss | TB(0) | CM(4)

#29 舞い降りた天使



ーそれは何処からきたのかは解らないー




ーただ、1つ言えるのはー




ーわたしの中にある それ は託された祈り・・ー









ーsay a prayerー













「う・・おぉおおおおおおお!!!!」





ー巨大な光の塊はメアの目前で動きを止めた・・ー




ー否、メアが両の腕で受け止めた形になっているのだー






「ば・・馬鹿な!?」




ーその場にいる誰もが目を疑ったー




ー自身の何倍もの大きさの光球を・・ー



ーそれ以前に巨大なエネルギーの塊を素手で受け止めるなど・・ー







・・ありえん!!





いったい何が・・!!何が起きていると言うのだ!?






ーもっと・・もっとだ・・!!-










8040701_1773493119_244large.jpg





ーいっそう輝きを増したメアの体から溢れ出る光ー



ーそれは、メアの両腕に集まり姿を変えていくー



ー蒼く輝く美しい炎へー






ーその火は見る見るうちに緑色の光球を覆い尽くしたー





これは・・あの日、研究施設を燃やし尽くした炎・・


メア、君はナノマシンの力を完全に・・









なんだ・・なんだこの火は!?


・・いったい、何が・・・








ー見る見るうちに光の球体はその姿を小さな黒い塊へ変えていくー





ーメアの作り出した炎は自身の体内で生成したナノマシンを火種にしたものだー




ーその一つ一つが膨大なエネルギーを持つナノマシンは長く、より高温で燃え続けるー




ー対象が燃え尽きても尚、燃え続ける炎ー


 

ーそれがメアに宿った真の力ー





ー<蝕む炎>ー








ー光の塊だったモノは今や、その原型を留めておらず・・ー




ー黒い墨になって崩れ落ちたー






・・ば、こんな・・事が・・






「よくやったわ」



8040701_1760921161_197large.jpg




!!





おかげで、全ての力を攻撃に使える。






ー強撃形態ー



<ブリューナク>



8040701_1773480120_187large.jpg





ぐっ!?タナトス!!シールド・・






・・おそい!!



8040701_1773475801_127large.jpg





ー雷姫の手から放たれた槍は、とんでもない速さでタナトスを撃ち抜いたー






「がぁあああ・・・あああぁああああ!!!!!」




8040701_1773498486_72large.jpg






言葉にならない声を上げて、化け物の体が崩れ落ちる・・



・・その身の半分を奪われた化け物は、その場に倒れるしかなかった。













・・ありえない




・・タナトスは我が社の・・最強・・





・・「社長」




!!





そうだ・・!!タナトスにもナノマシンが搭載されているじゃないか!!



タナトス!!その力を使って修復しろ!!そして今一度あの糞共を・・!!




・・・。



さあ!!タナトス!!立ち上がれ!!私の計画はこんな所で!!!











トス・・






8040701_1773513503_4large.jpg






ーその場にいた誰もが目を疑ったー






「「「「「えっ!?」」」」」」












・・・・ミ・・カエル!?







「・・・タナトスに、 あの力 は使えない。」






がっ・・!!ハッ!!・・




・・貴様、何を言って・・





「何やら面白い実験をしていると聞いて、わざわざ確認しに来たら。」




「出てきたのは訳のわからん鉄屑・・とんだ時間の無駄だと思ったら・・」






「メア・・雷姫・・と言ったか、あの神姫は面白い。」





・・がはっ・・!!




「あぁ・・貴方にもう用はない、そこで時が止まるのを待っていなさい。」





ー社長の体が地面に崩れ落ちたー






ー誰もが身動き1つ取れず、ただ呆然と立ち尽くすしかなかったー







ま・・ますたー?



な、なんだ・・



私とパンは救護室にずっと居るから、この会社の神姫は全部知ってるはずなんだ・・


だけど・・あいつは誰!?


・・あんな娘、知らないよ・・!?




ーぼくも知らない、いったい何時から?なぜ疑問に思わなかった!?ー






・・おまえは一体??






フフッ・・そうだな、貴方にも名乗っておいてあげよう。




私の名はミカエル。




「シン」の右側に鎮座する者、そして「シン」の剣。






そして、「シン」に代わり貴様らに裁きを与える者。






8040701_1773528720_158large.jpg










ーミカエルと名乗った神姫の背後から眩い光が溢れていたー











 to be continued.

[ 2012/09/15 13:48 ] ss | TB(0) | CM(4)

最近の・・

pixiaからSAI(お試し版)に乗り換えました。

というわけで、ざっくり描いて、ざっくり塗り~


ミルキーさん

yuhi.jpg



新規キャンバスkio


新規キャンバスsy


[ 2012/09/14 23:23 ] 雑記 | TB(0) | CM(2)

#28 覚醒




ー凄まじい爆発音と煙ー




ー光を一点に集中させ作り上げた巨大な光の塊は全てを破壊したー





・・はずだった。








・・・ばかな、


なぜ・・なぜ貴様は立っている!?なぜだ!?



なぜなんだ!!!!答えろ雷姫!!







そうね、私に盾を使わせるなんて・・少しはやるじゃない?





ぐっ!!!


(圧倒的な力!!全てを破壊する力!!そうとも!!私は手に入れた!!ナノマシンの力を!!)

(なのに・・!!)

(なぜアイツは倒れない!?くそっ!!これが・・オリジナルの力だと言うのか!?)



「タナトス!!」



・・もっとだ!!もっと出力を上げろ!!



「社長!!これ以上の力にはタナトスが・・」



「黙れミカエル!!」




なぁに、例え耐え切れなくとも、ナノマシンの力ですぐに回復できる。


今は目の前に居るあの悪魔を消滅させる!!それが全てだ!!




・・了解しました。




ククク、糞が・・一撃しのいだくらいで調子に乗るなよ!!


これがぁあ!!


正真正銘!!フルパワーだ!!







ー凄まじい音と光と共に、タナトスが叫んだー






ーっ!!(この光・・。)ハッタリじゃあないようね・・。




これは・・そうか!!


どうしたの?maki?



たった今、あれほどのエネルギーを使ったのにも拘らず。この力・・!!


・・あいつは、タナトスは、このD社と繋がっているんだ!!



「D社と!?」



ああ、間違いない。


いくらナノマシン搭載型と言ってもアレだけのエネルギーそう何度も生み出せるはすがない!!


そして、D社と繋がり、発電システムとも直結しているのだとすれば・・!!




ククク・・その通りだよmaki!!



タナトスはD社のメインシステムと繋がっている!!


そしてタナトスが起動したのは、ほんの10数分前・・


その際にD社のメインコンピュータにハッキングしていた神姫も一匹コントロール化に置いたよ。



ーっ!!やはり!!セブンとの連絡が途絶えたのは・・!!


「そうとも!!タナトスの力だよ!!」


まぁ、それにしても、中々面白い能力じゃないか?


自身の精神・・とでも言うのかな?中身を丸ごとハッキング対象に潜り込ませることで一体化、


内部から完全に支配する・・。


・・まぁ、そのせいでD社のシステムごと、タナトスに取り込まれてしまったがね?




くっ・・!!

(タナトスに取り込まれているとすれば、ヤツを倒せばセブンも!?)



maki、迷っている時間は無いわよ。わた・・



わかっている!!


・・ここにたどり着くまでに、ぼくたちは多くの犠牲を払ってきた。


ここで、躊躇することはできない!!



・・それならいいけど。まずは目の前のアレを何とかしないと・・。

(おそらく先刻の倍近いエネルギー・・)




もっとだ!!もっと力を集めろ!!



ータナトスの前に先刻よりも、さらに巨大な光の球が生成されていくー




(ーっ!!どうする!?)




ぼくが止める・・。





「「!?」」




メア!?気がついたのか!!



うん。もう大丈夫。迷惑かけてごめんね・・ますたー。



迷惑だなんて・・ぼくの方こそ君をつらい目に合わせてしまったね。



ーメアは頭を左右に振るー


ますたーがいなかったら、ぼくはこの場所にも立っていられなかった。


どんな理由であれ、ぼくを生み出してくれたますたーには感謝しているよ。



・・メア。




ねぇ?そんな話は、この状況を打破してからにしてもらえないかしら?



あわわ!!すまない雷姫!!



雷姫?



おまえは・・!!あの時の白い神姫!!


画像 12816




・・私の事、覚えているのね?


画像 13096



あぁ。一日たりとも忘れたことはない!!



メア!!アレはぼくの指示で、彼女は・・雷姫は何も悪くないんだ!!



・・わかっています。



「!!」



ぼくだって、この2年近く遊んでいたわけじゃない。


運び屋の仕事を手伝いながら、色々なところで情報を集めて・・そして知った。


ぼくに秘められた力と、あの日の真実・・。



・・初めは、お前が憎かった!!彼女を・・シリウスを刺したお前が!!


でも、旅をしているうちに気がついたんだ。


本当に許せないのは、ぼく自身だ・・。


いきなり現れたお前に、ただ怯える事しかできなかったぼくの弱さが!!


画像 12813



彼女を死なせてしまった・・。



メア・・・。



ぼくは、もう逃げない。



お前からも、この力からも!!




・・私が話す前に、怯えて逃げたあの小娘が・・。



少しは大人になったじゃない?




うるさいな!!そういう自分はオバサンじゃないか!!




・・・。





ー(雷姫の顔が・・・恐い)ー






maki。下がっていなさい?どうやらあの化け物の前に、スクラップにしないといけない娘がいるわ。



はん!!そんなボロボロな姿で凄んでも恐くないぜ!!




ふ・・ふたりとも落ち着いて・・!!






「がぁああああああああぁぁあああああ!!!!」



貴様らなぁ・・・本当、いいかげんにしろよ!?



ここまで、コケにされたのは生まれて初めてだよ!!




・・・うるさいわね、あとでゆっくり相手してあげるから少し待っていなさい!!


なんだ!?やんのか!!



(ああ・・なぜこんな事に・・)




「だ・か・ら!!シカトしてんじゃねぇええええええ!!」



「タナトス!!このクソ共を一匹残らず焼き払え!!!!」




ー社長の合図でタナトスの前に集められた巨大な光の球が輝きを増したー






ちっ!!小娘!!さっき受け止めるとか言っていたけど本当にできるの!?



まかせときな・・!!あんなの弱ったオバサンにはキツイでしょ?




・・・・言っておくけど、お姉さんよ?



「雷姫!!細かいことを気にするな!!今は力を合わせて、この場を・・」



「細かくない!!」


・・はい。




ふぅ、まかせておきなよ「お姉さん?」


ぼくだって2年間、遊んでいたわけじゃないんだぜ?


アレはどうにかするから「お姉さん?」はあの化け物本体を頼んだよ。



・・(少し強調されているのが気に入らないけど・・)



分かったわ。そこの3人の事は任せたわよ。



オーケー!!



・・失敗したら許さないわよ?



・・はっ!!そっちこそ!!ぼくが体張って時間作ってやるんだから、ヘタうつなよ!!





「がぁああああああぁああああああ!!!!」



ータナトスが叫び声を上げて光の球を発射したー





(ぼくは、もう逃げない!!見ていてくれ・・シリウス!!)







ーrezo バースト!!ー








ーメアの全身から蒼い光が溢れ出したー









To be continued.


[ 2012/09/09 06:34 ] ss | TB(0) | CM(2)

#27 対峙



ー化け物の一撃によって見通しの良くなったフロアー





ー背の高い装置はその原型を留めておらず、壁という壁には無数の大穴が開いているー





ー白煙渦巻く視界の先・・makiとメアを狙った閃光は先刻の咆哮で吹き飛んだ窓から飛び込んできた神姫によって阻止されたー



8040701_1760921187_68large.jpg






「雷姫・・!!」




8040701_1760904121_187large.jpg










・・ふぅ。


間一髪・・だったわね?



ははは、助かったよ雷姫。



maki、貴方バカなの?私と合流してからエレベーターを破壊するはずじゃなかった?

(雷姫がチラリとこちらを見て言い放つ)


8040701_1760921143_107large.jpg




はは・・いや・・本当、返す言葉もない・・。



画像 13109





(・・・。全身傷だらけ・・右肩から出血。)




はぁ・・。貴方のせいで入る場所を探すのに苦労したのよ?



それに・・



・・それに?




ー雷姫は「くるり」とこちらを向くとmakiの前にしゃがみこんだー




・・貴方の体は、私たちと違って換えが無いんだから、



・・大事にしてよね。



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ーそう言いながら、雷姫はスカートの裾を千切り取ると、makiの傷口にキツく巻きつけたー




いたい!?いたいよ!!雷姫!!



当然の報いよ。




ーそう言って雷姫はニヤリと笑ったー



・・まったく、敵わないなぁ・・。









「「姫ちゃーん!!」」


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「「へ?」」

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ゲフッウ!?




ー雷姫の後ろから飛びついてきた2人によってmakiを押しつぶす形で倒れこんでしまったー




「姫ちゃん無事だった!?」

「ケガとかしてない!?」



わ・・わたしは大丈夫って・・maki!?




え?ますたー?



あ・・





ー4人ともボロボロで傷だらけでー




ー逃げ場の無い不利な状況だっていうのにー




ー声を上げて笑ったー




























「ガアアアアアァアアアアァアアアア!!!!」



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「!!」






貴様ら・・自分たちの置かれている状況が、イマイチ理解できていないようだなぁ?



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デトロイト・・!!






・・ふう。




maki?アレを倒せば全て終わるわね?


画像 13096



ああ!!でも、気をつけろ、アイツは手ごわいぞ!!




ー雷姫が化け物を見据えるー





雷姫!!まさか貴様の方から出向いてくれるとはなぁ!!




そうね、何か私にご用のようだから、出向いてあげたわ。


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くくく、今にその減らず口を叩けなくしてやるよ。





元々は、メアが失敗した際の保険だったが・・。


このタナトスの実験相手になってもらおう!!



・・実験・・ね。




くくく、貴様を倒せば!!理論上あの悪魔共にも勝てるという話だ!!




さぁ行け!!タナトス!!




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ー化け物が唸り声を上げて、先刻と同じ無数の光の球体を作り出したー








・・それしか無いのかしら?


画像 13104




「ガアァア!!」





ータナトスの声で無数の球体が光の軌跡を残して放たれたー







へぇ、言葉は解るのね?







ー自身に迫る光の矢を、雷姫は盾を使う事も無くかわしていくー






「!?」




ータナトスは驚きの表情を露にするー





「こんな攻撃じゃ、お話にならなくてよ?」



ー雷姫がタナトスの目前に迫ったー



「タナトス!!咆哮だ!!」






「があああぁああああああああぁああああ!!!!!」




「!!!」



ー声にならない叫びが、衝撃波となり雷姫を吹き飛ばしたー




っう・・!!





「雷姫!!」

「「姫ちゃん!!」」



・・っ!!



ーすぐさま体制を整え化け物を捉える、すると視界の先で化け物が先刻とは異なる巨大な光の球を作り出していたー







・・そういうのも、あるのね。









-直後、避けようの無い巨大な光の球が雷姫に襲い掛かった-





















 To be continued.




[ 2012/09/01 23:22 ] ss | TB(0) | CM(2)


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